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Apache FOPとSVGの連携   1 comment

1.はじめに
このブログにたどりついた、検索エンジンのキーワードを調べると、SVGを利用したApache FOPの使用方法について、知りたいと思われる読者がいると思われます。そのような理由で、今日は、簡単にSVGを利用したApache FOPの使用方法について、とても簡単に説明したいと思います。連携の仕方は、すごく簡単です。図 1は、SVGをXSL-FO文書に埋め込み場合です。15行目にある、<fo:instream-foreign-object>要素を使用します。子要素は、SVG形式そのものです。図 2は、XSL-FO文書の外部にあるSVGを利用する場合です。15行目にある、<fo:external-graphic>要素を使用します。また注意点としては、src属性で指定するURIは、XSL-FO文書からの相対パスではなく、プログラムから見た相対パスです。図 3のhellow_svg.svgは、XSL-FO文書で参照されるSVGです。図 4のhellow_svg.pdfは、出力結果です。
Apache FOPのバイナリ配布に含まれるサンプルプログラムに、SVGを利用したサンプルがあります。パスは、「fop-1.0-bin/fop-1.0/examples/fo/svg」です。
(SyntaxHighlighterを使用して、XSL-FO、XMLを掲載しています。ブラウザー上で、各々の図の右上のアイコンをマウスでクリックすることで、ソースを表示したり、クリップボードにコピーしたり、印刷したりできます。注意点として、「さらに記事を読み込む」のリンクで、この記事を読み込んだ場合に、SyntaxHighlighterによる表示が不正になる場合がありますので、恐れ入りますが、タイトルをクリックして再表示して下さい。)

図 1. hellow_svg_embedding.fo

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<fo:root xmlns:fo="http://www.w3.org/1999/XSL/Format" xml:lang="ja">
  <fo:layout-master-set>
    <fo:simple-page-master page-width="210mm" page-height="297mm" margin-top="0mm" margin-left="0mm" margin-right="0mm" margin-bottom="0mm" master-name="PageMaster">
      <fo:region-body margin-top="0mm" margin-left="0mm" margin-right="0mm" margin-bottom="0mm"/>
      <fo:region-before extent="0mm" />
      <fo:region-after extent="0mm" />
      <fo:region-start extent="0mm" />
      <fo:region-end extent="0mm" />
    </fo:simple-page-master>
  </fo:layout-master-set>
  <fo:page-sequence master-reference="PageMaster">
    <fo:flow flow-name="xsl-region-body">
      <fo:block>
        <fo:instream-foreign-object content-width="210mm" content-height="297mm">
          <svg xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" 
          width="210mm" height="297mm" font-size="20" 
              stroke-width="0.1mm" font-family="MS 明朝">
            <text x="4.9mm" y="10.5mm" fill="black">Hellow SVG with FOP</text>
          </svg>
        </fo:instream-foreign-object>
      </fo:block>
    </fo:flow>
  </fo:page-sequence>
</fo:root>

図 2. hellow_svg_external.fo

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<fo:root xmlns:fo="http://www.w3.org/1999/XSL/Format" xml:lang="ja">
  <fo:layout-master-set>
    <fo:simple-page-master page-width="210mm" page-height="297mm" margin-top="0mm" margin-left="0mm" margin-right="0mm" margin-bottom="0mm" master-name="PageMaster">
      <fo:region-body margin-top="0mm" margin-left="0mm" margin-right="0mm" margin-bottom="0mm"/>
      <fo:region-before extent="0mm" />
      <fo:region-after extent="0mm" />
      <fo:region-start extent="0mm" />
      <fo:region-end extent="0mm" />
    </fo:simple-page-master>
  </fo:layout-master-set>
  <fo:page-sequence master-reference="PageMaster">
    <fo:flow flow-name="xsl-region-body">
      <fo:block>
        <fo:external-graphic src="hellow_svg.svg"/>
      </fo:block>
    </fo:flow>
  </fo:page-sequence>
</fo:root>

図 3. hellow_svg.svg

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<svg xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" 
width="210mm" height="297mm" font-size="20" 
    stroke-width="0.1mm" font-family="MS 明朝">
  <text x="4.9mm" y="10.5mm" fill="black">Hellow SVG with FOP</text>
</svg>

図 4. hellow_svg.pdf

2.注意事項
SVGを利用したデータ可視化のためのグラフ作成の記事で説明しましたが、XSL-FO文書を介して、SVGをPDFで出力する際、Apache FOPの制限で、フィルター処理を使用したSVGをPDFにすると正しく表示されませんので注意が必要です。FOPのバイナリ配布に含まれるサンプルプログラムの「ExampleSVG2PDF.java」を利用すれば、SVGを直接PDF化するので、フィルター処理のものもうまく処理されます。

3.総評
SVGには、ご存知のとおりいろいろな機能があります。SVGの機能を利用することで、既存の商用の帳票作成ツールでは、できないようなデザインを、自由自在にできます。Apache FOPの可能性と日本語設定の記事で紹介したとおり、コンビ請求書のようなデザインも可能です。

©中條勝徳 and okulejp.com, 2012.

okule による FOP, SVG, XML への投稿 (9月 11, 2012)

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SVGを利用したデータ可視化のためのグラフ作成   1 comment

データ可視化のためのグラフ作成を考えていて、検索サイトで調べたら、大変すばらしいグラフ作成機能を持つccchartというJavaScriptグラフライブラリィを見つけました。
下記サイトを見てもらうとわかりますが、数学的センスを感じずにはいれませんでした。またデザインセンスもとても良いと思います。大げさですが、こんなにすばらしいグラフをWEB上で実現できるとは驚きです。
ccchart(高橋 登史朗氏作成)     http://jsgt.org/c/

似たようなことをSVGで表現してみました。下のグラフは画像リンクです。画像自体はPNG形式ですが、リンク先でSVG形式の表示ができます。リンク先のソースを見てもらえば、SVGのグラフ作成は、そんなに難しくないと思います。(wordpressでは、SVGタグを使えないため、リンク先での表示になりました。またフィルター処理を行っているのでfirefoxまたは、chromeでご覧下さい。また棒グラフの棒には、ツールチップ表示するようになっています。)

下記のリンクは、FOPのバイナリ配布に含まれるサンプルプログラムの「ExampleSVG2PDF.java」を使用して直接SVGからPDF化しました。Apache FOPを使用してXSL-FOを経由してもSVG画像をPDFにできますが、フィルター処理のものをPDFにすると正しく表示されませんので注意が必要です。
棒グラフのSVGをベクター形式で埋め込んだPDF   http://okule.files.wordpress.com/2012/07/bar_chart1.pdf
(PDFで拡大表示してもきれいに表示される。)

BatikSVG Rasterizerツールでも、PDF化できますが、SVG Rasterizerツールが使用する、pdf-transcoder.jarの実装バージョンが、1.0beta2なので、PDFファイルの文書プロパティ→概要→詳細情報のPDF変換のところが、「Apache FOP Version 1.0beta2: PDF Transcoder for Batik」となるので注意が必要である。FOPのバイナリ配布に含まれるサンプルプログラムの「ExampleSVG2PDF.java」を使用すれば、「Apache FOP Version SVN tags/fop-1_0: PDF Transcoder for Batik」になります。

SVGでグラフを表現する最大の利点の一つは、ブラウザー上で拡大表示しても画質が崩れないことです。拡大してもきれいに表示されます。目の良いお客様ばかりではないので重要なことです。またグラフがとてもこまかいときに、助かります。二つ目は、XML形式なのでテキストエディタで直に作成・修正できることです。三つ目は、バイナリー形式ではなく、XML形式なので、プログラムから生成することが比較的容易であることです。

SVGを利用したグラフ作成は、データウェアハウスの情報分析ツールに応用できると思います。お客様のデータウェアハウスから、このようなグラフを作成できたら面白いと思いますし、お客様に喜んでいただけると思います。データ可視化を実現する上で、SVGによるグラフ作成は、とても重要な武器になると思います。次期IE10では、SVG フィルター処理が、標準でサポートされますので非常に楽しみです。

©中條勝徳 and okulejp.com, 2012.

okule による SVG, XML への投稿 (7月 16, 2012)

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SVGのEclipseコード補完設定(コンテンツアシスト)   1 comment

SVGのEclipseのコード補完設定(コンテンツアシスト)が可能です。
コード補完設定(コンテンツアシスト)には、DTDが必要です。

SVGのDTDのダウンロードサイト
http://www.w3.org/TR/SVG11/svgdtd.html svg11-flat-20110816.dtd

                   1.下記の動画は、SVGのEclipseコード補完設定(コンテンツアシスト)方法が説明されている動画です。

©中條勝徳 and okulejp.com, 2012.

okule による Eclipse, SVG, XML への投稿 (7月 16, 2012)

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